求人広告をだしても応募がないという嘆き・・・
最近は求人広告をだしても応募が少ない、面接に来ない、ドタキャンがある
という嘆きを何度も聞いています。
私もクライアントの人材採用を支援していますので、採用の幅を広げるため、様々な採用支援企業とコンタクトしています。
そこでは、驚く現象が生じています。
口悪く言うと、人手不足状況に乗じて“ニセ情報サイト”が存在するということです。
ネットの発達で求人・募集支援企業もワンルームマンションで起業できる
応募者が実際に相談に訪れることはまれなため、「職業安定法」で規定されている「有料職業紹介事業」は、小さな打合せ室(ワンルーム)さえあれば事足りる。
そのため、ネット広告に力を入れる。
次に立派なホームページを作る。
誇張表現が生まれてくる。
募集企業数や応募者数等はほとんど相当な水増しです。
これは大手でもやっていますが、店舗が違えば同じ会社でも1カウント、職種が店長、調理長、ホールでもそれぞれ1カウントと水増ししています。
特に何でもかんでも手を出している企業は信頼できません。
ホームページの内容や営業担当のセールストークだけで判断しない
ホームページの内容は冷静に分析すれば、本物か偽物かは判断できます。
つまり“ほぼ同一内容が掲載”されているようであればニセ物です。
例えば、募集企業名をあいまいにしている、年収希望がほとんど350万と一緒になっている等々です。
実際に企業登録するか、問い合わせてみることをお奨めします。
教訓:
◉立派なホームページがあるからといって信用してはいけない!
最近はホームページ作成にかなりのお金を投資して、見栄えが良いサイトが増えている。
会社の紹介も専門のライターに依頼しているので、宣伝文句が立派である。
◉全ては実績と事実を元に冷静に判断する
募集登録して何件の問合せがあったのか、採用実績はどうか、実績ベースで冷静に判断する。
求人募集企業がどんなに言い訳しても、実績が出てこなければ、当社には合致していない。